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耐震金物

2013年5月23日
#耐震

 

マスコミで東南海地震が来る!来る!なんて事をよく報道しているせいか?
最近、建物の耐震についての問い合わせが増えて来ています。

以前のブログにも書きましたが、僕は愛知県の耐震診断員も
やっているので、耐震診断をした方からもよく相談を受けます。

お客様から、「ねえ、家は大丈夫なの?」なんて事をよく聞かれますが、
本当の事を言うと、家の新しい、古い、どんな構造なのか?には関係なく、
「地震に遭ってみないと分りません・・・」なのです。
これはどの建築士に聞いても同じ答えが帰って来ます。

そんないい加減なの?と時々お叱りを受ける事がありますが、
相手が自然なので、正確に予想するなんてそもそも無理な事なのです。

でも、だからと言って何もしないよりは何か対策をした方が良い事は
素人でも分ります。
じゃあ何をする?と言うと、その補強方法は様々で、しかもそこに掛かる
費用もピンキリです。

建物の構造、現在の状態、そして予算などを見て、その中でどうするのか?
をお客様と相談して決めて行きます。

ついこの前、そんな相談の結果、基礎と躯体(つまり基礎の上の部分)を
接合する金物の補強を行いました。

建物の基礎の部分に受け金物を取り付けて・・・

今度は建物自体に金物を取り付けます。
そして基礎に付けた金物と、建物に付けた金物とをバネのついた特殊なボルトで
接合します。

最後にステンレスのカバーを取り付けて完了です。

今の建物は、これと同じ役割をする金具を取り付けないとダメなので
建物を建てる時に建物内部に分らない様に取り付けてありますが、
平成8年以前の建物にはこの金具が付いていないです。
(中には付いている建物もあるかも?)
これは阪神淡路大震災(平成7年)の教訓で、その翌年から法律で施工
されました。

それまでの建物は、基礎と建物の躯体を接合していなかったので、
(基礎と土台しか接合されていませんでした)
大きな地震が来た時に、建物と基礎が離れてしまう恐れがあります。
阪神淡路の時に、このせいで建物の基礎と躯体が分離してしまった被害が
多く出たので、「これじゃあまずい」という事でできた比較的新しい施工です。

正直な所、この金物を付けたから大丈夫か?と聞かれると最初に話した通り
やっぱり分りませんなのですが、こうする事によって、もし地震の時に、
結局建物と基礎が分離してしまったとしても、何もやってないよりは
時間を稼ぐ事ができると思います。

”転ばぬ先の杖”とよく言いますが、相手が自然だと、
この杖がどれ程の物か?
最近は”耐震”より”減震”(げんしん)と言われていて、
地震に耐える事は難しいという事が分ったので、
じゃあ少しでも被害が少くなる様に(逃げられる時間を稼げる様に)しましょう!
という考え方になって来ています。

我が家は大丈夫かなあ?・・・・・とちょっと心配になったあなた!
良かったら声かけて下さい。
診断から、いろんな補強方法などなどアドバイスしますよ。