借家を持っている大家さんから
「排水桝が割れちゃったんで直して!」
と連絡を受けました。
これが問題の排水桝。
「どっこも壊れてないじゃん!」
と、これを見ると思いますよね。
見た目には問題無さそう。

所が、フタを開けるとこうなってます。
排水桝のヘリが割れてしまっています。
なんでこうなるのか?と言うと、
理由は簡単で、この上を車が通過する時に
排水桝にはかなりの重力が掛かります。
車が乗った事で排水桝の外側に外力が掛かり、
その力に耐えられなくなると、割れてしまうんです。
排水桝は丈夫そうなイメージがありますが、
意外と弱いです。

これ、対策は簡単で排水桝の周りをコンクリートで
固めてしまえばいいだけです。
コンクリートに囲まれていると、
車が乗って外力が掛かっても、回りのコンクリートが
しっかり支えてくれるので割れないんです。
下の写真は浄化槽なのですが、
コンクリートでしっかり固めてあるので、
なんともありません。
浄化槽は、もしもコンクリートを巻かないで、
その上を車が乗って割れでもしたらかなりの修理費に
なってしまいます。
しかも、最悪は車や人が落ちる可能性もあります。
浄化槽って意外と深いんです。
だいたい1m80㎝くらい。

割れた排水桝は修理不可能なので交換します。
まずは重機で掘り起こします。
意外と大作業。

ある程度を掘ったら、最後は人の手で掘って行きます。
重機だと細かい作業は無理なんだよね。

掘り出した排水桝。
淵が完全に割れて今にも落ちそう。
これが完全に割れると、その上の蓋が
外れて、どっかにいってしまいます。

新しい排水巣を付けて、
今度は周りをコンクリートで固めます。
型枠を組んで、鉄筋を敷いて行きます。

最後にコンクリートを流し込んだら完成です。
この状態で4~5日の間、放置します。
車が乗る所なので、固まるまで養生期間が要るんです。

これで安心です。
車が乗ってもビクともしません。
昔のCMで「像が乗っても大丈夫!」
と言うキャッチフレーズで販売された筆箱が
ありましたが、この排水桝も像が乗っても
・・・・いや、多分無理だな。


