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最近、少なくなってきたなぁ

以前に畳を交換したお客さんから連絡がありました。

下の写真で奥の部屋が畳を交換した部屋。

 

新しい畳を敷くと、どうしても古い方の畳が

気になるのと、新しい畳の香りがいいので、

他の部屋の畳も新しくして欲しいとの事。

 

 

古い方の畳は約50年くらいの歳月が経過しています。

畳の「へり」が無いので「これ琉球畳!」

と思う方も多いと思いますが、

昔の畳はこんな感じでした。

 

 

畳を裏返してみるとこんな感じ。

今の畳と違って3㎝四方が縫った様な感じに

なっています。

 

昔の畳は職人さんが手縫いしていたので、

こんなふうになります。

今は機械で縫うので全然違う感じになります。

 

 

拡大するとこんな。

これを見た畳屋さんが

「これ縫ってある糸がほつれていないので、

畳は変えずに表だけ替えましょう!

こんな畳は今じゃあ作れないので

勿体ないです。」

と、提案して結局「表替え」と言う作業を

する事となりました。

 

確かに手縫いの畳なんて今じゃあ皆無だもんね。

作れない事はないんだけど、メッチャ値段が高い。

 

 

畳の上を歩くと、体重が乗った所が沈みます。

これは畳がヘタっている訳ではなく、

昔の「い草」で縫われた畳はこういう物なのです。

ちょうど最近のマンションなんかの床を歩くと、

グニョって感じで凹みますが、あんな感じ。

 

昔の畳は人の重みを掛けるとクッションみたいに

凹んで力を吸収するんです。

人に優しいですね。

 

 

畳を回収して数日。

新しく表を替えた畳が出来上がって来ました。

 

い草の良い匂いで部屋が充満します。

 

 

部屋全部に畳を敷いたら、畳と畳の間に

段差が出来る所があります。

古い畳だと当たり前の様にあります。

 

畳の表部分をカットした畳の残骸?を

畳の下に敷いて高さを調整します。

 

 

完成です。

・・・完成写真撮ろうと思ったら、

あっという間に家具が運ばれてしまった。

 

 

最近は畳のある家って少なくなって来ましたが、

畳のある部屋って何だか落ち付きます。

 

畳が新しいうちは青畳の良い匂いもします。

 

思わず正座したくなります。

正座すると、乗った部分の畳が少し沈んで

包み込まれる様な感覚になります。

 

やっぱり畳っていいな。

 

 

畳って、その上で寝そべっても痛くないし、

「い草」と「い草」の間で湿気が吸収されて、

カラっとしてるし、転んでも怪我をしにくいです。

 

なんで減ってしまったのかなあ?

こんなに高機能なのに。

 

あ、今ちょっと思ったんだんけど、

僕はよくキャンプに行きますが、

テントの床に敷ける畳っていいかも?

 

いやいや、どうやって運ぶんだよ!

車に積めないでしょ。

 

畳屋さん!折りたたみ式の畳、作ってくれない?

名付けて「おりたたみたたみ!」

 

早口言葉か?