昨日のブログで、お客さんの所の
白アリに喰われたバルコニーの交換の模様を
お伝えしました。
今日はその続きです。
簡易的な足場を組んで大工さんが
解体作業に入ります。

作業が始まってしばらくすると、
大工さんの手が止まりました。
「どうしたの?」
「いや~・・・ちょっと見て」
なんか嫌な予感しかしないんだけど。

見てみると!!!
こんな事になっていました。
この部分は柱が立っていた所です。
柱どころか、柱が支えている梁までも
ボロボロです。
昨日のブログで予想不可能、想定不可能なんて
書きましたが、まさかこれほどとはね・・・。

柱は全部で3カ所ありますが、
他の所も似たり寄ったりな状況。
大工さん達も困惑してます。
もう笑うしかない!・・・そんな状況。

取り合えずバルコニーの下の部分を解体して、
全体の被害状況を調べました。
柱と柱が支えている梁が最も被害が大きくて、
それ以外の所は比較的軽傷です。
さーて、これをどうやって直すのか?
が大問題になって来ます。

これまでいろいろな修羅場を経験して来ましたが、
今までは何とかやって来ました。
でも、今回の場合は真剣に悩みます。

「柱と柱が支えている梁だけを何とかすればいいなら、
それだけを交換すればいいだけじやん!」
なんて言われそうですが、
それが難しいんです。
家を建てる時はまず骨組みを組んで、
そこに肉付けして行きます。
その骨組みがダメになっていると言う事は、
つまり骨組みの周りを全て外して、
骨組みを直して、更に肉付けを行う・・・
なんて事になります。
確かにそれはやれます。
でもね。結局はバルコニー全部を解体して、
もう1回作り直す・・・と言う事なんです。
それって作業としても大変なのですが、
それ以前の問題で、掛る費用が半端ないです。
そこで2つの方法を考えました。
1つは、バルコニーを解体して、骨組みを直して
再度作り直す。
これは元通りになりますが、
費用面での負担が大きいです。
2つ目は、バルコニーを解体する所までは同じですが、
解体した後に、新しく後付けのアルミのバルコニーを
取り付ける!です。
これは見かけが大きく変わってしまいます。
家の外観に影響が出ます。
でも、費用面では作り直すよりは安く出来ます。
お客さんに状況を話して、
2つの方法を選択してもらったら
「アルミのバルコニーで見積もりして!」
と頼まれました。
正直、お客さんに今の状況を伝えるのが
非常に心苦しかったです。
お客さんの決断を聞いた後でも
「なんとか補修出来ないものかなあ?」
と、現状を再度見ましたが、
無理に直しても、元が元なので何年か経過したら
結局また補修する事になると思います。
僕がやれる事は、今、自分にできる最高の
仕事を提供する事と、各業者さんに
事情を話して、極力お値打ちに値段を出す事です。
このブログで、リフォームをすると
「こんなハズじゃあ・・・」なんて事が
当たり前の様に起こる!
なんて書いてますが、今回のは
究極のこんなハズじゃあ・・・です。
なんか悔しい。
なんとかならないのか?
もう1回、無い知恵絞って考えます。
知恵が無いから考えても無駄か?


