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ちょっとずつ家らしくなって来た

2025年11月26日
#新築

ちょくちょく紹介している、

新築の住宅の工事ですが、

今の状態はこんな感じ。

 

少しずつ家らしくなって来ました。

壁に貼ってあるのは断熱材です。

この上にプラスターボードと呼ばれる

石膏で出来たボードを打って行きます。

所々で板が打ってありますね。

これは何か?と言うと、下地材です。

例えば、カップボードとか壁掛けテレビとかを

壁に固定したい時なんかに、プラスターボードだと

ビスが効かないんです。

 

そんな時は、こんな風に下地材を打って

ビスが効く様にします。

その為、事前に付ける物の寸法とか大きさを

把握しておく必要があるんです。

 

よくお客さんから「もう付ける物を決めないとダメなの?」

と、聞かれる事がありますが、こんな理由で

もう決める必要があるんです。

 

もしも、この地点で決めらない場合や、

当初は付けないつもりだったけど、

やっぱり付けたい!なんて事になった時は

お終いです。

・・・いや、方法はなくは無いのですが、

美しい仕上がりにならない可能性が高いんです。

 

これから家を建てる方!

何を壁に付けるか?は早めに決めて下さい。

悩む時は、可能性のある所全てに

下地を入れて下さい。

下地材の位置も大事で、

ビスを打つ所にちゃんとあるかどうか?

は何度も確認します。

「あれ?下地の位置が違ってる!」

なんて事になったら目も当てられない。

この日は、大工さんが最後の天井の下地を入れてました。

ちょっと見えにくいですが、手に何か赤い物を

持てるのが見えますか?

これは釘打ち機です。

こんな形してます。

僕の手の先に何か丸い筒の様な物が

付いていますよね。

ここに釘が入ります。

釘はこんな感じ。

マシンガンの弾みたいですね。

昔はこんな便利な物はなかったので、

大工さんは手で釘を1本1本打ってました。

この釘打ち機のお陰で工期が早くなりました。

釘打ち機の釘はどんな原理で発射されるのか?

と言うと、空気で発射されます。

え?空気?と思ったかも?しれませんが、

コンプレッサーと言う機械で空気を圧縮して

圧縮空気で発射されます。

こんな機械。

これかなり高価な機械で、建築現場では

よく盗難に遭います。

大工さんはいちいち持ち帰ったり、

鎖で繋いだりして防衛してます。

こんな感じで使います。

釘を打ち込むと軽い反動があります。

下の写真はポーズを決めただけ。

コンプレッサーからのホースが繋いでないでしょ。

そうこう言ってるうちに天井の下地が完成して、

断熱材を敷き込みます。

断熱材は全く隙間なく埋め込みます。

現場をウロウロしていたら

「社長、ちょっとどいて、

工期も無いのに邪魔なんだよ」

と、言われてしまいました。

「いや、ネコの手も借りたいくらいだろうと

思って、手伝いに来たんだよ」

と返したら

「孫の手にもならんなあ」

と返って来ました。

 

いや、孫の手くらいにはなるよ。

背中かいてあげようか?ポリポリ。

 

やっぱ邪魔か・・・・・。