お客さんから、「ちょっと俺の昔住んでいた家を見て欲しい」
と言われ、出かけて行きました。
その家は、しばらく誰も住んでいない家なのですが、
このお客さんの叔母にあたる方が、ここを直して住みたい
との事なので、ちょっと直してくれないか?という話でした。
この家、聞いてみると築63年が経過しているそうです。
63年前と言うと昭和24年です。
うーん歴史を感じます。
さすがに63年が経っていると家の外も家の中も、かなり劣化が
進んでいます。
(当然、途中で何度か手が加えられていますが・・・)

(板の外壁です。もうかなり傷んでいますね)
昭和24年というと建築基準法もまだできていない時です。
ちなみに建築基準法は昭和25年5月にできました・・・
もうちょっとだったのにねー。

(見た目的には普通かもしれませんが、床なんかフワフワしてます)
そんな建物なので構造体も、とても怪しいです。
基礎は?柱は?梁は?どうなっているの?
これを改修するとなると手間はもちろんですが、お金も掛かって
しまいます。
いっその事、立て直した方が良いのでは?とも思ってしまいますが、
ちょっと事情があって立て直しはできないのです。
「最低限で良いんで、何とか安く直して!」と言われ、
「よっしゃ!いっちょう頑張ってみるか!」と返事はしたものの
課題は山積みです。
ま、1つ1つ片づけて行くしかないね・・・頑張ろっと。

(現状の図面を書く為に測量してます)
まずは、図面の製作です。
この家は、お風呂が無いので(昔は銭湯だったんですね)、
お風呂をどう配置するのか?も考えつつ図面を書かなければ
いけません。
必要最低限の耐震も考えてあげたいし・・・あーでも予算もあるし・・
考える事が一杯ありすぎて嫌になりますが、
ま・・・無い知恵絞って頑張るか・・・。
この先どんな話になって行くのか?分かりませんが、
乗りかかった船なので乗ってみようと思います。
沈没しない事を祈ってて下さい。


