古いお客さんから、
「ユニットバスのドアの調子が悪いから見て」と連絡があり
行ってみました。
このお宅は築35年程経っているお宅なのですが、浴室は
ユニットバスです・・・建築した当時から。
35年前というと世間ではユニットバスはあまり一般的では
ない時代で、ほとんどの家庭はタイルのお風呂でした。
そんな当時にユニットバスを入れたという事は、当時は多分
かなり高価な設備だったんじゃあないかな?
問題のドアを見てみると、こんなドアが付いていました。

この時、サッシ屋さんと一緒に居たのですが、
二人とも顔を合わせて、「・・・・・・・・」
となってしまいました。
何でかって?
それは、このドアはフラッシュ戸と呼ばれているドアで、今でも
普通に存在していますが、このドア本来は浴室用じゃあないんです。
お客さんに、「このドアって最初からこれですか?」と
聞いてみると、「そうだよ」との返事。
この当時は、今あるみたいなユニットバス用の戸なんて
無かったんだねー・・・と言うと、サッシ屋さんは、
「いや、そんな事ありません。ユニットバス用じゃあありませんが、
浴室用のドアはちゃんと出てましたよ、それをユニットバスに流用
するのは十分可能だったはずです」と言うのです。
「え?そうなの?じゃあどうして?」理由は分かりませんが、
ま、大ざっぱな時代だったんだな・・・。

(表面の板は剥離しかかってます)
ドア本体は湿気にやられて中までかなりの傷み具合。
今までよく持ったねー。

(手前に立てかけてあるのが新しいドア)
サッシ屋の職人さんに取り付けてもらっています。
「ビスが錆びて回らないよー」と苦労してました。

苦労の末、取り付け完了!
今度のドアは浴室用のドアです。
オールアルミ製なので腐る事は無いですね。
今までのドアと違ってスリガラスになっているので、
日中は光が洗面所に入って今までより随分明るいです。
お客さんは、「入っている時に何だか姿が見えそう・・・」と
言っていましたが、「奥さんなら自信が有りそうだから大丈夫でしょ?」
と言うと「ま、それもそうね」との返事。
「・・・・・・」
御年70うん才・・・若いねー。
この自信・・・僕も見習わなくっちゃー
・・・え?今でも自信過剰?
そうかなー?自分じゃあ謙虚なつもりなんだけど
そんな事ない?


