シリーズでお客さんの家の外構工事の模様ですが、
シリーズ3になりました。
昨日はブロックのベースが完成した所でしたね。
今日はいよいよブロック積です。
ブロックを積む為には、まずは基本となる
基準線と言うのを出します。
基準線が斜めになっているとブロックも
斜めに積み上がってしまうので、
非常に大事な作業。
レベルと言う機械を使って基本の線を出します。

ちょっと分かりにくいですが、
ピンクの糸が見えていますよね。
この糸の事を水糸(みずいと)と言います。
基準の線にこの糸を添わせて、
それに合わせてブロックを積んで行きます。

所で、今回ブロックを積む為のベースですが、
約20㎝のコンクリートを打っています。
すぐ横にあるフェンスのベースと比べると
かなり厚く打ってあります。

その差は倍以上。
見えない所でも手を抜かない工事を心掛けています。
こうしておけば、その上に積んだブロックも
安定するし、地震対策にもなっています。
相見積もりを出すと、「高いなあ」なんて
言われる事が度々ありますが、
こういう所で相手との差が出てしいますが、
どちらがいいか?と言う事です。
ぼった喰っていなければ、
高いのには訳があります。

いよいよブロックを積んで行きます。
これは完全に手作業。
見ていると簡単にやっていますが、
素人がやると、いくら基準のラインが出ていても、
蛇行して積まれてしまいます。

今度は黄色い水糸に沿って積んでありますね。
糸にピッタリと積んでいます。
ちなみに、糸の色は全然関係ないです。
水糸は細いので派手な色が使われていて、
「黄色」「赤」なんてのが多いです。

段々積まれて来ました。
職人さんは1段1段確認しながら積んで行きます。
「あ、ちょっと曲がったな」
なんて言っていますが、僕から見れば
「どこが?」と言う精度で積んで行ってます。

こんな感じで積まれました。
これで駐車場のコンクリートが打てる!
と、思ったら今回はちょっと違います。

積んだコンクリートの横に型枠を作って、
そこにラスと呼ばれる鉄筋を敷いて行きます。

そして、そこにコンクリートを打設します。
これは何なのか?と言うと、輪留めなんです。

輪留めと言うと、皆さんはこんなやつ思い出しますよね。

今回はこのタイプを使わないで、
歩道みたいにしました。
一般的なやつでもいいんだけど、これ意外とつまづくんだよね。
とくに夜。
今回の方法だと、車の輪留めにもなるし、
歩道として使えるし、これならつまづきにくいです。
これから外構工事を考えてみえる方が居ましたら、
こんな方法は如何でしょうか?
明日は、駐車場のコンクリート打ち・・・と、
言いたい所ですが、実はブログ実況が現場を抜いてしまって、
明日の地点では、まだコンクリート打ってません。
まだ輪留め?歩道?の養生中です。
シリーズは一旦置いといて、明日は別の事書きます。
ちなみに、外構工事は”その4”が最終回になります。
つまらない話にお付き合い下さいまして、
ありがとうございます。
ブロックは積めたけどね。


