今度家を建てる土地に、古い住宅が建っているので、その住宅を
解体して新しい家を建てます。
「家を建てる事だけじゃあ無く、壊す事もしてるの?」と言われそうですが、
土地や建物に関係する事なら、ほとんど何でもやっています!。
住宅の解体は、周りに家などが建っていなければ、気が楽なのですが、
周りには家が立ち並んでいる事の方が多いので、気を使います。
解体する家の周りをネットで囲んで、ほこりがすごく出るので水をまきながら
作業を進めて行きます。
「ご近所の皆様、ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません」
今は環境面の事も考えて作業をしないとダメなので、壊した材料も
分別しながら作業をします。
なかなか大変です!

解体作業の主役はユンボ(正式にはバックホウと言います)!
これが有るか無いかで作業効率は全然違います。
アームの先端にマジックハンドみたいな物を付けて、はさんだり
引っ張ったりして壊して行きます。
1件の家を解体するのに大体1週間くらい掛かります。
時々ですが、解体作業をしていると、床下や天井裏などから、
いろいろな物が出て来る事があります。
良くあるのが床下の「うめぼし」や「梅酒」です・・ついうっかり忘れて
しまったのですね。
その他には天井裏から「古い教科書」とか「日記」なんかも出てきた事が
あります。
一度だけ、畳の下から「へそくり」が出てきた事があります。
発見した時は家の人に連絡してお渡しするのですが、
「え!全然知らなかった・・・」なんて言われる事もあります。
解体なんてしなくても、「自分の家のチェック」を一度しといた方が
いいかも?・・・・何か良い物が出てきたりして?


