昨日のブログでリフォームの現場で足場を
組んだ事を書きました。
こんな感じで足場完成。

今回の作業内容は、
横樋の交換、鬼瓦の漆喰(しっくい)の補修、軒裏の補修、
外壁の塗り替えです。
まず行う作業はと言うと、
横樋の撤去です・・・ちなみに縦樋は交換しない。
板金屋さんが樋を外します。

時には、こんな態勢で作業したりします。
足場が組んであっても、作業内容によっては
足場の部材が邪魔になる時もあります。
職人さんは体を曲げたり、ひねったりしながら
作業します。
体が柔らかくないと出来ない仕事だと思うよね。
実際、職人さんは体は固いです。
立位体前屈なんてマイナスだもんね。
そこはプロ、仕事となるとその時だけ、
体が猫の様に柔らかくなります?

樋を外したら、樋を受けている金物も外します。
これを「樋受け金物」・・・そのまんま・・・と言います。
錆びてボロボロなので、
折らない様に慎重に作業します。

板金屋さんと並行して左官屋さんが
作業します。
左官屋さんは鬼瓦の漆喰の補修をします。
長い年月を風雨に晒されて漆喰がかなりボロボロです。

これなんてほとんど残っていません。
これ、このまま放置すると雨漏りの原因になったり、
瓦が外れやすくなったりするので、
定期的に補修したい所です。

左官屋さんは手作業で今付いている漆喰を外して行きます。
これがかなり大変な作業なんです。
劣化しているとは言え、手で簡単に取れる!事はなく、
張り付いている漆喰を瓦に傷を付けない様に
取って行きます。
数が多いから時間も掛かります。

屋根瓦の漆喰って簡単に見られる様な場所ではないので、
長年放置されている事が多いです。
何かの折に屋根に上がった時に「あ、漆喰が取れてる!」
なんて気づく事が多いです。
その為、僕が呼ばれる時は末期症状になってたりします。

ちなみに、
「漆喰をわざわざ取らずに、その上から塗れば簡単じゃん!」
と思った方は多いと思いますが、
それをやると新しく塗った漆喰の表面が
黒ずんできてしまいます。
古い漆喰の灰汁(あく)が出てきてしまって、
新しく塗った漆喰の表面を黒ずませてしまうんです。
横着はダメって事です。
面倒でも、何も無い状態にした上で新しく塗らないと
美しい仕事は出来ないって事だね。
僕が左官屋さんにならなかったのは
この為です。
横着しかやらないんで・・・。


