昨日、耐震診断に行って来ました。
このブログで何度も言っていますが、
僕は愛知県木造耐震診断員と言うのをやってます。
皆さんの家に市から「広報」が毎月届いているかと
思いますが、そこに「昭和56年以前の木造住宅は
無料で耐震診断しますよ」
なんて書かれているのですが、
それをやっているのが僕です。
少し前に熊本で大きな地震があったし、
その前には能登でもありましたね。
そのせいか?
最近、耐震診断の依頼が増えた気がします。
今回の診断はこんな家。
平屋なので構造計算がちょっとだけ楽。

診断は何するのか?と言うと、
家の周囲をジロジロ見て劣化している所は無いか?
とか、家の間取りを書き写したり(構造計算する為)、
家の中もジロジロ見て回ります。
人の家をジロジロ見て回る・・・
やっている事はただの変態です。
でも大事な事なんです。
昨日は時折雨が降っていましたが、
診断の最中はやんでくれていました。
雨の中での診断はやり難いので助かりました。

今回ちょっと気のなったのがこれ。
家の基礎です。
通風孔の左側はまだ比較的綺麗ですが、
右側は細骨材が露出しています。
多分ですが、これはコンクリートを打設する時に
やらかしてしまったのでは?と思います。
昔は今みたいに品質管理がしっかりしてなかったので、
こういう状態の基礎を見る事が多々あります。
このままだと風雨の影響で削られて行くので、
コンクリートで補修したい所です。

こちらの基礎は見た目には綺麗にコンクリートが
打ってあります。
後から増築した部分で、この頃になると
施工がしっかりして来た時代なので、
管理が行き届いていますね。
ただ、コンクリートにクラックが生じています。
クラックと言うのは割れてる所の事ね。
よく見てみると、表層だけのクラックではなくて、
基礎本体に生じています。
地震の時にここから破断する可能性があるので、
これも補修したい所。

部屋の中は昭和の建物そのものでしたが、
このレトロ感がたまりません。
古き良き時代の建物ですね。
こういうの僕は大好きです。

お見せ出来ませんが、部屋の中も
レトロの中に現代の装飾もあって、
モダン和の風合いをかもし出したいい感じでした。
「この部屋すごく素敵ですね」
そう言うと「そう?」と返って来ましたが、
その目が「分かってくれる?この良さが!」
なんて感じの目でした。
耐震診断をやっていると、
それだけで良い勉強になりますが、
家の中をジロジロ見て部屋の造りや、
家具などのインテリアに凝った方だと、
全体の部屋の様子なんかも良い勉強になります。
ただの変態か?


