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測量

2012年4月17日
#土地売買

 

地主さんから「家の土地を売ってくれんか?」
「そもそも買ってくれる人はいるのかなあ?」との依頼を受けました。

偶然、以前から「土地を探して」と依頼を受けていたお客さんの希望する
エリアだったので、早速紹介してみました。
結果は、購入したいとの答えでした!おー良かった良かった。
・・・所が、「所でこの土地って何坪なの?」と聞かれて、地主さんに
聞いてみると「知らん・・・・」との返事・・・・・。
まあよくある事です。

こんな時は、まず法務局へ行って、登記簿謄本という物を取って来るのですが、
かなり昔からの土地の為、謄本の面積が信用できません。
登記簿謄本というのは、簡単に言うと、土地の履歴書みたいな感じのものです。
その土地の面積、地目(田んぼとか宅地とか)、持ち主などなどが書かれています。
登記簿謄本に記載した日時が古かったりした場合、そこに書かれている面積は
少し疑ってかかった方が無難です!
・・・意外に思うかもしれませんが、昔の事なので、測量精度が今と比べて
劣っているし、正直昔の測量って大雑把な所もあります。

しょうがないので、まずは自分で測量です。
お前の測量で大丈夫なのか?と言われてしまいそうですが、ここでは大体の形が
把握できればOKなので、僕でも大丈夫です!(後日正確に測量します)

取り合えずの測量は、三角測量という方法で行います。
昔習った三角関数の応用です。
三角関数という言葉を聞いただけで拒否反応してしまいそうですが、
内容はかなり簡単で、誰にでもできる方法です。

土地の面積を把握して、さーて、これからが大変なのです。
売買に当って、土地の金額の考察、受け渡し条件、契約書や重要事項説明書
の準備・・・・と、やる事は山のよう。

しばらくは役所や法務局や地主さん、買主さんの所を行ったり来たり。
疲れそうだけど頑張るぞー!!