リフォーム、新築、注文住宅、修繕、売地、賃貸物件等、愛知県知立市の共栄建設株式会社にお任せください

路地

2012年4月12日
#現場の小話

今、高浜市内でリフォーム工事を行っていますが、そのお宅のある場所は、
古くからある地域で、家のあちらこちらに路地が巡っています。

最近、路地ってなかなか聞かなくなりましたが、皆さん路地って分かりますか?
昔からある地域などによく見かける、家と家の間にある通路の様な道?です。
大体幅が1m前後である事が多くて、主に人の行き来に使われています。
その為、自転車やバイクなんかでも通れない事が多いです。

(こんな感じです。いい雰囲気出してますねー。)

個人的に、この路地が大好きなので、休み時間に路地巡りをしています。
子供の頃は、自分の住んでいる所にも路地って沢山あったのですが、
開発が進み、だんだんとその数も減ってしまって、今ではほとんど見かけなくなって
しまいました。・・・寂しー。

路地を歩いていると、よそのお宅の玄関があったり、路地に面した建物の窓から
テレビの音や人の声が聞こえてきたり、とても「生活の近さ」を感じます。
曲がりくねった路地を見ると、「あの先は何があるんだろう?」と思い、
どんどんその先を目指して歩いて行ってしまいます。
曲がり角を抜けると、そこに家の玄関があって、その玄関先に座っている
おばあさんから「どちらさん?」なんて言われる事もよくあること。
また、思わぬ場所に出て意外な近道を見つけてしまう事もあります。

路地を歩いていると、日常とは違った空間に自分が居る様な気になって、
何だかワクワクしてしまいます。
地域の生活に密着して存在している路地。
いつまでも残しておいて欲しいです。

所で路地は日本だけではなく外国にも沢山あるそうです。
迷路の様になっていて一度迷い込むと大変!なんて所も沢山あるそうです。
同じ路地でも、その雰囲気は日本のそれとは全然違っていて、例えばこれ!

(おしゃれー!)

これはストックホルムにある路地だそうです。
日本の路地とは雰囲気が全然違いますね。
こんな所を是非歩いてみたいです。

今度、海外から設計依頼が来た時には現地視察がてら、是非こんな路地を
訪ねてみたいと思います。

・・・・・おそらく無いと思いますが・・・・。