今度家を建てる土地の地盤調査をしました。
地盤調査の事は以前のブログで書いた事がありますが、家を建てる前に
地盤を調査して、地盤がどの様な状態なのか?を調べて、もし地盤が
軟弱であれば地盤を補強します。
調査には先にドリルの付いた鉄の棒を特殊な機械を使って差し込んで
行くのですが、この差し込む深さは地盤の状態によって変わって行きます。
2~3メートルで終わり!なんて事があったり、時には15メートルなんて事も
あったりします。
1軒の家で原則5ヶ所の調査をします。
1ヶ所目の調査を終えると、次のポイントの調査をするのですが、先ほど書いた
調査に使う棒は2セットあって、1ヶ所目が終わると2ヶ所目の調査を行い、
その間に、1ヶ所目の棒を抜いて、3箇所目に使うといった感じで進めて行きます。
差した棒を抜くのは、何と、人力でします!
と、言ってもさすがに手で抜く事は無理なので、こんな道具を使います。

写真だけだと分かりにくいかもしれませんが、この道具、
なかなか良く考えられています。
テコの原理を利用して、地中深くささった棒を抜いて行きます。
ただ、いくら便利な道具とは言え、最終的に引き抜くのは”人力・・・”
地盤が固かったりすると、けっこうな力が要ります。

この日調査した所は結構固い地盤だったので、調査員の人は引抜くのに苦労
していました。
ご苦労様です!
5ヶ所の調査が終わると、今度はその結果を解析して、
地盤補強が必要かどうか?を決定します。
解析には、だいたい3~4日掛かるので、この間が気を揉みます。
さあ、どんな結果かなあ?


