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レベル

2012年6月15日
#基礎工事 #新築

 今、住宅の基礎工事を進めています。
工事現場に見に行くと、重機で作業している真っ最中でした。

基礎を作るのに、この重機を使って、ある程度土を取り除いて行くのですが、
この取り除く深さはあらかじめ決められています。
重機のオペレーター(運転手の事です)はどうやってこの深さが分かるのか?
というと、レベルという機械を使って、今どの深さまで掘ったのか?を
確認しながら作業をしてゆきます。

これがレベルです。
この機械は地面からある程度の位置に設置すると、その位置から地面に対して
水平にレーザーを照射します。
で、そのレーザーを受信する機械があって、その受信機がレーザー線を
捕らえるとピピピピッと音を鳴らして教えてくれます。

受信機はこんな形してます。

例えばレーザーの照射している高さから1メートル下まで掘りたい時は、
この受信機に1メートルの棒を付けておいて、掘った場所に立てます。
受信機が鳴ったら、その地点がちょうど1メートル地点という事になります。
棒を立てた地点が、1メートルより高かったり低かったりすると、受信機の
デスプレイに矢印が出て、1メートル地点がもう少し上か、下かを
教えてくれます。
とっても便利な道具です。

実際はこんな感じで使っています。

機械の誤差は1000分の1ミリ以下で、誤差無し!と言っても
いい位の精度です。

建築に使う道具も年々進歩してきて、この進歩によってより精密な仕事が
できる様になりました。
この先、どこまで進歩して行くのだろう?
そのうち機械が基礎から完成まで全てやってくれる時代がくるのかなあ?
そうなったら僕達はお払い箱?
・・・・・うーん考えたくないなあ。