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上棟

2012年7月27日
#上棟 #新築

 上棟をしました。
天気も日柄も良く最高の上棟日和だったのですが、気温が35度くらいまで
上がったので、職人の皆はかなり大変な思いをして作業していました。
本当にご苦労様でした。

「上棟って何?」と思った方の為に言いますと、
簡単に言うと建物を建て始める日の事です。
通常、建物を建てるのは棟梁(とうりょう)と呼ばれる大工さんが1人で
建ててゆくのですが、上棟の日だけは1人ではできないので、
応援の大工さんを呼んで手伝ってもらいます。
上棟の日はだいたい8~10人くらいの大工さんや手元さんが来ます。
手元と言うのは、棟梁の下で働く人の事で早く言えば弟子です。

あと上棟に欠かせないのがクレーンです。
写真にもクレーンが写っていますが、これ本当に重宝します。

ビケのクレーン.JPG

少し前までは重機(じゅうき)と呼ばれる、よく工事現場で見かける大きな
クレーン車で作業していたのですが、最近では写真の様なクレーンを
使っています。
このクレーン折りたたんで2トントラックの荷台に積んで運ぶ事が出来ます。
しかも電動で、驚いた事に100ボルト電源で動きます。

100ボルトという小電力で建築資材を上げ下げ出来る能力がある・・・・
これってすごい事なのです。
普通に考えると200ボルトとか、あるいは動力と呼ばれる電源
(つまり電気量が多い)を使うのですが、100ボルト電源でOKとはね・・・
進歩したなーと感じてしまいます。
おまけに電気で動くのでエンジンの排気ガスも無いし、音も静かです。

以前に上棟をしていた時に、「クレーンの音がうるさい!」と注意された事が
ありましたが、このクレーンにしてからは今の所注意はありません。

建設機械もだんだん進歩して来て、一昔前の事を思うと
すごく便利になりました。
この先どんな機械が登場するのかな?