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簡単だと思ったけど・・・

アパートの大家さんから

「〇〇号室の水栓を交換してもらえる?」

と、連絡を受けました。

 

見に行くと、特に壊れたりしてません。

なんで?と聞いたら、住んでいる方がご年配の方で、

この水栓だと蛇口をひねるのが大変なので、

ワンレバーのタイプにして欲しいとの事でした。

 

なるほどね。

まずは蛇口の吐水口を外して、

次にアームと呼ばれる部分を外します。

アームと言うのは、下の写真で僕が外してるやつ。

 

このアームを外すと、その先にジョイントの金具が

一緒に付いてくるのですが、

これを外します・・・・が、長年使い込んでいるせいで

固着してなかなか外れません。

 

これだけは根性で外すしかないので、

渾身の力を降り注いで、何とかします。

すべての器具が外れた所がこんな感じ。

 

簡単に外れるつもりだったけど、

意外と苦戦しました。

普通は10分もあれば出来る所を、

20分くらい掛かった。

このタイプの水栓は接続の所にシールテープと言うのを

巻くのですが、このシールテープがジョイントの

所に付着しているので、これも掃除します。

 

これをやらないで接続すると、

水漏れの原因になります。

 

なんでもそうですが、面倒臭がってやらないと、

後でそれ以上に労力を使う事になる事が多いです。

 

面倒と言う言葉は言ってはいけないワードです。

掃除が終わったら、新しい器具を取り付けます。

新しいアームにシールテープを巻きます。

シールテープは僕の場合は10巻くらいします。

 

そんなに!と思われるかもしれませんが、

後で「水漏れしてる」なんて言われて、

直しに行くなら、完全に水漏れしないレベルまで

シールテープ巻きます。

 

そんなに巻いて、ちゃんと差し込めるの?

と思うかもしれませんが、10巻きなら問題なく締め込めます。

20巻きとかになると無理かも?

ジョイントを締め込みました。

ここまで来たら気が楽になります。

 

そう思っていると、何か問題が起きたりして。

・・・冗談でも言わないで欲しい。

新しい水栓を慎重に取り付けて行きます。

古い水栓を外すときは、もう傷ついても大丈夫なので、

思い切って外せますが、新しい水栓は

傷を付ける訳には行かないので、

細心の注意を払います。

取り付け完了。

・・・なんだけど、これで終わりじゃあないです。

 

この後に元栓を開けて、漏水テストをします。

元栓を開けるときは、なんだかドキドキします。

元栓を開けてだいたい10分くらい様子を見て、

まずは何処かで水漏れがないか?を確認します。

 

そして、いよいよ開戦!・・・あ、いや開栓。

 

勢いよく水とお湯が出てきました。

ホッとする瞬間。

「こういうのって誰に頼んだらいいのか?

分からないから助かったわ」

と、大家さんに言われましたが、

これは、他のお客さんからもよく言われます。

 

家の事で困ったら、何でも声掛けて下さい。

大概の事はやります。

 

「じゃあ掃除とか、家の片付けとかも頼める?」

いや・・・家の事って言うのは、

そう言うんじゃないんだな。

ま、頼まれたらやるけど。

 

やるんかい!