一昨日ブログに書いた和室に無垢のカウンターを付けた家が
実はもう完成間近で、今は仕上工事に入っています。

仕上工事とはどう言った工事なのか?と言うと、
その工事が終了すると、建物が完成すると言った工事です。
具体的に言うと、クロス工事や玄関のタイルを貼る工事などです。
工事が終わるとそのまま工事をした所が目に見える所(仕上り)なので、
工事も気を使います。
特にクロスの工事は貼った後に誰かがちょっと道具を当てて傷つけたり、
うっかり手をついて表面が汚れてしまったりしない様に慎重に作業します。

クロスを貼る時は下地にいきなりクロスを貼るなんて事はなくて、
まずはパテ処理をします。
写真の白く何かが塗ってある所がパテ処理の後です。
何でパテ処理をするのか?と言うと、下地の状態をよーく見ると
下地と下地の繋ぎ合わせの所は必ずしも平らじゃあなく、ちょっと段に
なっていたり、下地に打った釘が下地にややめり込んだりしていて
この状態でクロスを貼ると、クロスが下地にならって段になってしまったり
釘のめり込んだ所もクロスがめり込んだ状態で仕上がってしまう
からなのです。
美しく仕上る為のパテ処理なのです。

パテ処理が終了すると、いよいよクロスを貼って行きます。
専用の機械でクロスに糊を付けて貼って行くのですが、この作業は
手作業で行います。
(糊を付ける機械は2つ上の写真の中央の下の方に写っている機械です)
1軒の家のクロスを貼るのに1人の職人さんだと、だいたい3日から4日で
貼り上げます。(建物の規模によりますが・・・)
このクロスを貼る作業を見ていると、何だかすごく簡単そうに貼って
行くので、もしかしたら僕にもできるかも?という錯覚にいつも陥ります。
・・・が、以前に一度、職人さんに、「ねえ、ちょっとやらせて!」と
お願いしてやらせてもらった事があるのですが、見るのとやるのとでは
全然違います。
僕がやると、何回やっても真っ直ぐに貼れません。
「これじゃあお金はもらいないよ!」と笑われてしまいました。
その仕事に対しての職人がいる!と言う事は、
その仕事は簡単にはできない!って事ですね。
「ちょっと僕に貼らせて」なんて言った事は職人さんに対して
非常に失礼な事をしてしまったと後で反省しました。
ちなみに、これは僕の持論ですが、職人さんが仕事しているのを見て、
「何だか簡単そうにやってるなー」と思う様な仕事をしている時は
その職人さんはかなりの腕を持つ職人さんである事が多いです。
難しい仕事をいとも簡単そうにやって行くっという事は卓越した
技術があるからできる事ですよね。
皆が僕が仕事をしているのを見て、
「簡単そー!あれなら俺にもできるよ」と思われる様に仕事したいです。
・・・でもそう言って、ホントに誰にでもできたらどうしよう・・・。


