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意外と難題

ある施設から相談がありました。

「入り口のドアの調子が悪いから見て欲しい」

こんな相談。

 

ドアか・・・じゃあサッシ屋さん連れて行った方がいいな。

そこでサッシ屋さんと現場へ行って見てみました。

 

問題のドアはこんなドア。

ちょっと大きく写せない事情があって

やや小さめの写真となりました。

 

 

このドアの何に問題があるのか?と言うと、

ドアがちゃんと閉まらないんです。

 

閉めようとすると、下の写真の所までしか

閉まりません。

 

 

なるほどね。

取り合えずサッシ屋さんが見てくれます。

 

ちなみにこのドアですが、メーカーの作った物ではなく、

業界では「フロント」と呼ばれる物で、

簡単に言うと完全オーダーメイドのドアです。

 

こういうのは故障すると意外と直すのが

大変な事が多いです。

 

 

見た結果、ドアを支えているヒンジと言う部分に

問題がある事が分かりました。

 

なんかテープで補強されています。

 

 

このヒンジの何が問題なのか?と言うと、

まずはドアの上の部分を見て下さい。

 

ヒンジの下の隙間はこれくらいあります。

ま、通常の隙間具合。

 

 

で、下のヒンジの部分がこんな。

分かりますか?隙間の大きさが明らかに違います。

 

 

ドアがちゃんと閉まらない原因は、

下のヒンジに何らかの外力がかかってしまって、

ヒンジが写真で見る左側に押し出されているんです。

 

その為、上と下とで隙間の間隔が違うんですね。

 

 

これ意外と直すの大変なんです。

問題はヒンジです。

 

先程も言いましたがフロントは特注品なんです。

その為、同じヒンジがあるかどうか?が怪しいんです。

・・・古いドアだからね。

仮にあったとしても、ヒンジを替えるのに

土間のコンクリートを割って、問題のヒンジを取り出して、

新しいヒンジを付ける・・・と言う手間の掛かる作業。

 

これが丁番(ちょうばん)と言う部品だった汎用品が沢山あるので、

修理も楽なんです。

丁番と言うのはこんなやつ。

 

 

皆さんの家でもよく見るタイプです。

 

さーて・・・どうする?

ヒンジがあったとしても、修理にまあまあの費用が掛かります。

いっその事、丁番仕様にする?

実は出来るんです。

 

最悪はドアごと交換と言う手もありますが、

値段がね・・・。

 

取り合えず、ヒンジがあるか?ないか?を調べて、

無かったら問答無用で丁番です。

あった場合は2つの費用を出して、お客さんに選択してもらいます。

 

値段で言えば丁番の方が安いのですが、

このドアは2枚開き戸なので、片方はヒンジ、

片方は丁番となると見栄えの問題もあります。

ま、普通はそこまで気にする人ってあまり居ませんが。

 

取り合えず、このままだと危ないので

早急に調べます。

 

苦労して調べた挙句

「ドアごと交換して」なんて言われたら・・・

 

考えないでおこう