シリーズでお伝えしている、
お客さんの家の外構工事の模様ですが、
昨日は木を伐採した所で終りました。
伐採の後は伐根(ばっこん)です。
最初にこんな機械を設置します。
これはなにか?と言うとオートレベルと呼ばれる装置。
レベルから赤外線を発信して・・・

レシーバーと言う装置で受信します。
何をやっているのか?と言うと、
高さを出しているんです。
どういう事?
親機から出る赤外線を、大きな物差しに付けた
レシーバーで受信します。
今回は既設のブロックの高さに、
新設のブロックを合わせるので、
基礎のベースを何処にすればいいのか?
を出すんです。
例えば、ブロックの上から60㎝下がった所に
基礎のベースを作る!と言う場合、
レシーバーで受信した位置から90㎝下がった所が
ベースの所だとすると、
物差しの90㎝の所にレシーバーをセットします。
地面を掘りながらレシーバーが反応した地点で
掘るのを止めれば、全体がブロックから60㎝下がった
所になる仕組みです。

レベルをセットしたら、いよいよ掘って行きます。
あまり大きくない木でも以外を根が深くまで
入っているので、たとえ重機でも
思った様には進みません。

ワイヤーを根っこに引っかけて
持ち上げたりして伐根して行きます。

高さ1mくらいの垣根の木ですが、
抜くとかなりの根が張っていました。
これを人力でやってたら、
気が遠くなる作業です。
重機って偉大だ!

木を引っこ抜いた後はレベルに合わせて
掘って行きます。
この後にブロックを積むので、
作業スペースも考えながら掘り進めます。

どうです綺麗に水平に掘ってあるでしょ。
レベルを見ながら掘るとこんな綺麗に仕上がります。
・・・でも、一番凄いのは職人さんの腕。
重機は円運動でしか掘れないので、
水平に掘るなんて事は出来ません。
そこをアームを上手く駆使して水平に掘る!
まさに職人芸!
ちなみに水平に掘る事を「水平掘り」と言います、
そのまんま。

そして、この現場で一番の難所に来ました。
何が難所なのか?と言うと、
水道の給水管と雨水の排水管の上に
木が生えていて、これらの管に巻き付く様に
根が張っているんです。
そのまま引っ張れば、管が折れて辺りは洪水です。
雨水は駄々洩れ。

「どうする?」
「ま、人力で掘って根っこを出すしかないね」
「やっぱり」
皆で仲良く?掘り掘りします。
管を傷つけないように掘らないとダメなので
気を使います。

格闘の末、管をあらわに出来ました。
苦労したよ。
太い根っこをノコギリで切って・・・

重機で持ち上げます。
持ち上がった瞬間、思わず拍手な気分でした。

難所をクリアー!
いい気分です。

キリの良い所で今日の作業は終了!
いい汗かきました。

難所はクリアーしましたが、
まだまだ油断できません。
この先には、この家で一番大きな木が控えています。
重機でも引き上げられないかも?
え?じゃあどうする訳?
また皆で、ある程度掘ってから重機で引っ張るかな。
・・・・・苦難は続く


